まず「エシカル・コンシェルジュ」とは、一般社団法人エシカル協会が認定するもので、世界で起きている気候変動・家畜の大きな問題など様々な課題に対応するための「エシカルな考え方」を理解し、日々の小さなことでも行動に移すことができる人を言います。
そもそも「エシカル」は「倫理的な」と訳されますが、ここで言う「エシカル」は、自身が行動する前に一度立ち止まり、
え…影響を
し…しっかり
か…考え
る
つまり、その先にある影響を考えてから、実行に移すという意味です。
例えば、デパートなどでエスカレーターを目の前にした時に、一度立ち止まって考えてみる。自分の足を使わずに上がる事によって、将来体の調子が悪くなるかも知れない。そうすると、サプリを飲み始め、お金を使う。それでも足を使わない生活を続けると、病気になる。そして治療や薬にお金を使う。そうした悪循環に陥ってしまう可能性もありますよね。一度立ち止まって、エスカレーターではなく、階段を使ってみる。日々の小さな事でも、その先にある「影響」を考えることが大切です。
また、最近では「エシカル消費」なども叫ばれるようになり、より身近な言葉になってきていますね。
エシカルの考え方には、フェアトレード、サステナビリティ、リサイクル、自然エネルギー、SDGsなど多くの分野があります。その中で、私はエシカル・コンシェルジュの立場で「SDGs」についてのワークショップにおけるファシリテーターを務めています。
【参考】エシカル・コンシェルジュ講座/一般社団法人エシカル協会